【売れる営業マンのビジネスマナー】また会いたい!初対面でのマナーとは?名刺交換

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また会いたいと思わせるには?


masaです。

「接遇マナー」って聞いたことありますか?
簡単に言えば「失礼のない接客応対」でしょうか。
お客様も人間です。どんなに優れた商品でも「売る人」が横着だったら買う気がなくなります。
百歩譲って商品は買ったとしても、その人からは買わないでしょう。

「いやいや、接遇マナーなんて当たり前のことでしょ。完璧に出来てるよ。」

と思っているあなた。
本当に完璧に出来ていますか?

なんでもそうですが、「基礎」があるから「応用」成り立ちます。
きつい言い方になってしまいますが、「基礎」のない「応用」なんて、「応用」ですらないただの自己満足なのです。
「お客様と面談する」という行為に特化した基礎が「接遇マナー」なのです。
そして、ほとんどのセールスが「自分は完璧に出来ている」と思っているのも事実です。
なぜなら上司、先輩、そして研修で教えてもらい、それを「知識」として有しているからです。
人に教える時は出来ているのに、実際の商談では出来ていない方が大変多く見受けられます。
実際に完璧に行っているのはほんの一握りのセールスマンだけです。
あなたの会社にもいるはずです。
やたら再来店のお客様が多いセールスマン。
そうです、その一握りのセールスマンこそ、トップセールスマンなのです。

お客様からすると「接遇マナー」というのは出来て当たり前の事なのです。
だからこそ、それが出来ているセールスと出来ていないセールスとでは「差」が生まれます。
そして、この「差」が「またこの人と会いたい」と思って頂けるきっかけになるのです。
今更聞けない接遇マナー、もう一度復習してみましょう。

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名刺交換


a0003_001882http://meishi.shop-pro.jp/?mode=f48より。

お客様が名刺を持っていない(店舗などに商品を見にご来店される)場合はあまり名刺交換はしません。
しかし、法人営業の場合は必ずと言っていいほど名刺交換の場面に遭遇します。

名刺交換。あなたは完璧に出来ていますか?

良く質問を受けるのは、

「相手が名刺を出す準備をしている時は、相手の名刺の準備が終わるまで待った方が良いのか?」

というものです。
これって結構マナー通り出来ていない方多いかもしれませんね。
接遇マナーでの名刺交換は

先手必勝

です。

つまり、お客様の準備が終わってから出すのではなく、名刺を出してお待ちするが正解です。
こちらが荷物などを置いている間にお客様が名刺を出されることもあります。
そのときは「申し遅れまして失礼しました。」という言葉を添えてお渡しすればいいでしょう。

次に名刺を差し出して名乗るときはどうすればよいでしょう。
これも結構出来ていない方が多いです。
名乗るときは「名刺を見ながら」・・・・・・・ではありませんよ!

相手の顔を見ながら(目線を合わせて)名乗りましょう。

「株式会社負けるな!セールスマン!のmasaprocessと申します。この度は貴重なお時間を割いて頂きまして誠にありがとうございます。」

と、しっかりとお客様の目を見て伝えることが大切です。
しかも「この度は~」のフレーズで名刺を見ていたお客様のほとんどは顔をあげ、目を見てくれます。
これは大変お客様の印象に残るはずです。
そして、「お客様は一流のビジネスマンである」という気持ちで臨んでください。
お客様はあなたの差し出す「名刺」ではなく「あなた」を見ていると意識してください。
実際に名刺交換時に名刺を見て名乗っているいるセールスマンが非常に多いです。
もし心当たりがあれば、名刺ではなく、お客様を見ることを意識してください。

余談ですが、頂いた名刺は名刺入れの上に置きつつ交換した後、半歩下がると大変スマートに見えます。
ぜひ実践してみて下さい。


お客様の名刺の扱い方


頂いた名刺を名刺入れの上に置いたり、名刺入れの上に置かずに並べたり、名刺をすぐしまったり、いったいどれが好ましいのでしょう。
あなたはいつもどうしていますか?
また、お客様が複数名いらっしゃって名刺をたくさん頂いたらどうしますか?

お客様がお一人であれば名刺を名刺入れの上においてテーブルの上に置くのがマナーです。
もし複数名いらっしゃる場合は、名刺入れの上に置かずに、席順に名刺をテーブルに並べましょう。
この際、「一番偉い人の名刺だけ名刺入れの上に置く」ということはしなくて結構です。
名刺を並べるという行為は、

「お客様のお名前とお顔を記憶しました」というメッセージと思ってください。

ですから、偉い順番に並べる必要は皆無です。

むしろ、お名前をお呼びしないといけない時に失礼がないようにするためにも席順に並べた方が圧倒的に印象が良いです。
そして、お名前とお顔を記憶出来たら、書類を片付けるタイミングでしまうとスマートです。

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お客様と自分の上司の仲介役となる場合


商談の進行に伴って上司を紹介する場面もあるかと思います。
私の所属する会社でもそうですが、商談が終了すると必ず所長(店長)が挨拶をする決まりになっています。
「本日はご契約頂き誠にありがとうございます。」
「本日はご来店頂き誠にありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。」
お客様への感謝を出来るだけ形にしてお伝えしています。
このような場面ではどういう順番で(最初に)紹介したらよいのでしょうか?

①上司にお客様を紹介する
②お客様に上司(身内)を紹介する

答えは②の「お客様に上司(身内)を紹介する」です。
「私どもの〇〇(上司の苗字)でございます。こちらの方が△△様でいらっしゃいます。」と言う風に敬意の度合いを踏まえた言葉遣いで紹介しましょう。
上司を紹介する際は、「社長」「部長」「所長(店長)」などの役職を付けずに紹介しましょう。(役職は「~様」と一緒です。)

ちなみに上司(身内)を紹介する際には、

1236mensedge.net/b00129/より。

上記の写真のように「胸を開いた状態」で指し示すとお客様に好意的な印象を与えることが出来ます。
お客様との垣根を作らないというメッセージです。


一目置かれるお辞儀の仕方


「お辞儀」というのはお客様に対する「敬意」と「感謝」の表れと思って間違いありません。
この「お辞儀」の質によっていかにお客様が大切にされているかを知ることも出来ると言って過言でなはいのです。
では一体良いお辞儀、つまり、「一目置かれるお辞儀」とは何なのでしょうか?

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「お辞儀」はただ頭を下げれば良いというものではありません。
むしろ頭だけ下げようと思えば思うだけ、お客様の目には滑稽に移ります。
それはなぜか?

頭だけ下げると姿勢がきたない

からです。
まったく誠実さが伝わりません。
ではどうすればよいのか?

「腰を起点に、上体をまっすぐしたまま頭を下す」これが基本です。
感覚的には、「おしりを後ろに突き出すようにして上体を下す」
そうすれば勝手に姿勢のいいお辞儀になります。

どれくらい上体を下せばよいかというと、

お客様の足元が目に入るぐらい下げると、気配りが伝わるとされています。
お客様の足元が見えるぐらい頭を下げると先に頭だけ上げることもないので一石二鳥とも言えます。
お辞儀は下げる時は素早く、しばらく止めて、ゆっくり上げるのが理想の間合いです。


まとめ


いかがでしたか?
全部完璧にやれてますか?
「基礎」というものは「反復練習」の賜物です。
何千回、何万回、何十万回と繰り返してやっと無意識に出来るようになるものです。
もし「出来ていないなぁ」と思う節が少しでもあったらまずは「意識」してみてください。

名刺交換は先手必勝
お客様の名刺を並べるのは「記憶した」というメッセージ
紹介はまず上司(身内)から
お辞儀は姿勢が命

これらを意識して、まずはお客様の印象に残り、次の商談への足掛かりとし、商談締結とことを運んでいきましょう。
皆様のご健闘をお祈りしております。

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masaprocess
About masaprocess 81 Articles
1980年生まれ。公立高校を卒業後、単身アメリカへ留学。コミュニティーカレッジにて経営学を先行し、卒業。帰国後、2006年、某国産新車営業職に従順。売れない営業マンというレッテルを張られあきらめず頑張った2年間の末、「商談の基礎」を構築。それを基に飛躍的に成績を伸ばすことに成功。2013年、更なる高みを目指し、某高級輸入車新車営業に転職。2016年、現在も精力的に活躍中。自称:売れなかった営業マン。

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