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トランプ氏に期待をして投票した人は思い知らされるだろう、彼が自分以外の人間に興味がないということを。
masaです。
1987年に創刊され、ベストセラーとなった「トランプ自伝~不動産王にビジネスを学ぶ~」のゴーストライターであると暴露したトニー・シュウォルツ氏の言葉です。
今や世界中で知らない人がいないといって過言かもしれないトランプ大統領。
大統領に就任して早々、メキシコ国境の壁の建設、イスラム圏7か国の入国禁止やTPP脱退など、数々の大統領令を発令し、アメリカ国内のみならず、世界から注目(批判)を浴びています。
アメリカ第一主義を掲げ、アメリカ国民の為として行っているはずの施策に対しても国民の反対デモが絶えません。
日本の安倍総理大臣もトランプ氏の大統領当選が確実になったと同時に会談し、感触が良かったと語ったのも束の間、トランプ大統領は日本批判をする始末。
いったいトランプ大統領という人がどんな人なのかわからなくなってきたという人も多いのではないでしょうか。
そんなトランプ大統領の素顔を知る数少ない人物の一人がトニー・シュウォルツ氏です。
シュウォルツ氏は元ジャーナリストで起業家、トランプ氏のゴーストライターと暴露をし、今アメリカでは有名な方です。
トランプ氏の自伝を書く際に1985年の末から18ヶ月におよび密着取材を行い、トランプ氏の仕事や私生活を間近で見てきました。
もしかすると家族よりもトランプ大統領のことを知っている人物かもしれません。
シュウォルツ氏は「多くの米国人はトランプのことを天才的なビジネス感覚をもった、口は悪いが憎めない大物実業家だと思っている」ことに不安を感じているのだといいます。
なぜそう思うのでしょうか。
シュウォルツ氏のインタビュー、「トランプのゴーストライター、良心の告白」からトランプ大統領をいう人を見てみましょう。
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トランプ大統領の素顔
まるで幼稚園児
シュウォルツ氏はインタビューでトランプ大統領の性格をこのように紹介しています。
「いつもとても反抗的で、けんかが大好き」
「とる態度は2つだけ。『おまえはクズだ、嘘つきのクソ野郎だ』と相手を罵倒するか、『おまえは最高だ』とおだてるかだけ」
「自己顕示欲を満足させる話題意外は、どんな話題でも5分も集中できない」
「知的水準がきわめて浅く、恐ろしいほど無知」
「あるのは大衆の注目を浴びたいという欲望だけ」
「自分の名前が記事になるのが大好き」
「失敗を他人のせいにする」
「自分の思い通りにならないと周りに当たり散らす」
「思ったことをすぐ口にする」
「異常なほど衝動的で自己中心的」
「金儲けのためならどんな冷酷な手段もいとわない」
「集中力というものがない」
「自分の利益になるかどうかしか眼中にない」
はい。散々な言われ様です。(笑)
もっと色々言っていましたが、キリがないのでこの辺で止めておきます。
もう、ほぼ悪口ですね。
シュウォルツ氏のインタビューによるとトランプ大統領は「教室でじっとしていられない幼稚園児のようだった」と語っています。
また、こうも言っています。
トランプ氏を動かしているのは仕事への愛着などではなく、ただひたすら「金が欲しい、称賛されたい、有名になりたい」という尽きることのない欲望だけなのだと。
演説では熱心にアメリカの未来のことを話していて、内容はともあれ熱い闘志をもっているかのようでしたが、それももしかしたらトランプ氏のパフォーマンスだったのかもしれませんね。
「大統領になることが目的だった」
そう言われてもおかしくないのかもしません。
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平気で嘘をつく
「トランプ氏は口を開けば嘘をつく」
「トランプ氏の嘘は口から出まかせではなく計算づく。人をだますことに何の良心の呵責も感じていない」
トランプ氏は利益が出ていないのに出ていると言ったり、失敗を隠す為に嘘をつくなど平気でやっていたとインタビューで語っています。
「利益の為なら平気で嘘をつく」
その証拠にシュウォルツ氏が語ったのは、トランプタワーが建設た時期のことです。
チャールズ皇太子と故ダイアナ元皇太子妃がトランプタワーの一室の購入を検討しているというゴシップが雑誌に掲載されたことがありました。
「ダイアナ皇太子妃がアメリカにあるトランプタワーという建物に住むの?」と話題となり、トランプタワーという物件が一躍有名になったのです。
が、しかし、これ全くの嘘だったのです。
『ヴィレッジヴォイス』誌のウェイン・バレットの調査で明らかになったことですが、「トランプタワー」と「ドナルド・トランプ」という名前を広めるために、トランプ大統領が匿名でゴシップ誌にリークしていたのです。
ビジネスにおいてはいい宣伝になってはいますが、勝手に別国の王子の名前を使用するのは如何なものかと思います。
「どんなに見え見えの嘘だろうと、一度嘘が通ると、トランプは、あらゆることを嘘で塗り固める」
シュウォルツ氏はトランプ大統領のことをそう語っています。
まるで一度嘘をついてしまったがために嘘をつき続けている子供のようですね。
しかし、嘘は嘘。
言っていることが嘘であれば、遅かれ早かれ暴かれるでしょう。
手遅れにならないうちにそうなることを望みます。
まとめ
いかがでしたか?
トランプ大統領のイメージが変わりましたか?
それとも思ってたまんまの人でしたか?
シュウォルツ氏は自身がゴーストライターとして書いた「トランプ自伝」について、「トランプに対する世間の注目を集め、実際よりも魅力的な人物に見えるよう大げさに飾り立ててしまいました。いまはあの本に協力したことを深く後悔しています。」と述べています。
「悪魔との取引、お金を選んでしまった。」と。
さらにシュウォルツ氏はインタビューの中で、「トランプ氏は自分以外の人間はいてもいなくてもいい、使い捨てのものにすぎないと思っている」と強い口調で語っています。
中々人にこんなこと言わせる人はいないではないでしょうか?
「利子私欲のためにはどんな汚い手も惜しまず使う」
まさにそのような人なのでしょう。
いずれにせよ、「注目を浴びたいがために大統領選に出馬した」とも言われていたトランプ大統領ですので、相当な曲者であることは間違いないかと思います。
しかし、皮肉なことにアメリカ国民はそんなトランプ氏をアメリカ大統領に選んでしまいました。
これからどんどんその本性を現すであろうトランプ大統領ですが、この勢いはいつまで続くのでしょうか。
アメリカだけではなく、世界中を巻き込んでいる大統領の動向から目が離せません。
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