【商談の雑学】覆面パトカーの見分け方。見破るポイント。覆面パトカーの傾向と対策。

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fukumen


迫りくる「覆面パトカー」というハンター


高速道路や車線の多い国道をお気に入りの音楽を聴きながら走行していると、センターミラーにピカピカした派手な車が距離を詰めてきます。
その派手な車は、グリルの中とルーフにある赤い回転灯を点滅させ、そしてヘッドライトを激しくパッシングしながらあっという間に車間距離を詰めて後部に貼りつきます。
そして道を譲ると真横にならび顔を合わせ、静かに追い抜いていくとリヤガラスにある電光掲示板に「パトカーにつづけ」と映し出されます。
路肩に止められると、交通機動隊の方が車に駆け寄り、「止めた理由」を教えてくれます。
そして、そのまま交通機動隊の車の後部座席に連行され、場所、違反、日時の確認をし、間違いがなければ印鑑、なければ拇印をつき、青切符と反則金額ととも解放されるのです。

どうも、masaです。
皆様にはこのような経験はありますか?
私は10年という営業活動の間で高速道路と一般道でそれぞれ1回ずつお世話になりました。
ちなみに上記は私の実体験です。さらに写真は私の妻が撮ったものです。(妻は笑いながら写真を撮ったそうです。)
そして私はこの車両の後部座席に座り、説明を受けていました。ちーん・・・・・。
どちらもスピード違反でした。
違反で捕まった暁には、

○自動車免許証停止へのカウントダウン(違反点数累積による免許停止や取り消し)
○決して安くない反則金の支払い(赤切符の場合は罰金)

違反をしておいて言う事ではありませんが、やはり捕まって気持ちの良いものではありませんよね。
それ以来、私は心を入れ替え、道路交通法順守を行いながら、この「覆面パトカー」なるものには人一倍警戒してきました。(笑)
ここで私が仕入れた「覆面パトカーを見破るポイント」をお教え致します。
そもそも違反をしなければ「気を付ける」こと自体必要ないというのが大前提です。
しかし、知っていて損はないですし、ここはあくまで「雑学」として吸収し、お客様との雑談にご利用ください。

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「覆面パトカーといえばセダン車」はもう古い!


覆面パトカーと言えば、「トヨタ クラウン」、「トヨタ マークX」、「日産 スカイラインセダン」など「ザ・セダン」と言われる車が良く挙げられます。
もちろん、これらの覆面パトカーもバリバリ現役で活躍中です。
が、しかし、「セダン車だけがあやしい」はもう過去のことです!
ここ数年でハンターの隠れ蓑」←言い方が失礼?も数が増えています。
「トヨタ アルファード」、「トヨタ プリウス」、「ホンダ インサイト」、「ホンダ シビック(4ドアハッチバック)」、「スバル レガシーツーリングワゴン」などなど
私の住んでいるエリアだけでも実際にこれだけの覆面パトカーを目撃しています。

「トヨタ アルファード」
IMG_3448http://atlas-web.com/keisatu/2011.1.14keisichou/2011kieishichousietsu%20-2.htmより。
ミニバンですよ!誰が覆面パトカーと思いますか?私の先輩がアルファードの覆面にスピード違反で捕まっております。

「トヨタ プリウス」

CA3I3453http://gakibus.ti-da.net/e4749834.htmlより。

「ホンダ インサイト」

ff08ea7d84http://minkara.carview.co.jp/userid/1142958/blog/30325118/より。
どちらもハイブリッドカーということもあり、多くの会社が営業車として採用している車です。
ちなみに私が高速道路を走行していて一番運転マナーが悪く、そして、ぶち抜かれるのは「トヨタ プリウス」です。よって覆面パトカーのイメージはありませんでした。
私の上司がこの「ホンダ インサイト」の覆面にスピード違反で取り締りを受けております。
朝っぱらから「あんなの反則だろ!卑怯だ!」と怒り狂っていましたが、「違反したのはあんたでしょ!」と心の中でツッコミを入れていました。

「スバル レガシーツーリングワゴン」
o0640048013036764806http://ameblo.jp/runx2667/entry-11910846991.htmlより。
ステーションワゴンです。覆面パトカーのオーラゼロです。
そう、お気付きの通り、昨今の覆面パトカーのバリエーションの多さにはびっくりさせられます。
この様に、「まさかあの車が!」のような車が覆面パトカーとして活躍しています。
ちなみに京都の交通機動隊にはメルセデスベンツSクラスの覆面パトカーも存在するようです。

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http://photozou.jp/photo/show/129177/10275623より。

これが覆面パトカーとか思いもよりませんよね?正直この車は私でも騙されると思います。
つまり、昨今はもうあの手この手で覆面パトカーと悟られないように潜伏しているのです。
かといって全ての車が覆面パトカーの可能性があるかと言われれば、「NO」です。
違反者への確認などの為、後部座席に座らせられるように4ドアの車両である傾向があるようです。
今のところ軽自動車と2ドアの覆面パトカーは目撃しておりません。
ですから、

軽自動車と2ドアクーペ以外は覆面パトカーに成りえる

ということです。
そう、車種だけで覆面パトカーを見破るのは非常に難しいと考えられます。
「あの車はセダンじゃないから大丈夫。」はもう通用しませんよ。


「覆面パトカーは8ナンバー」ではない!


8ナンバーってご存知ですか?そうです。簡単に申し上げると、特種用途自動車、つまり、構造変更申請をして登録した車両に与えられる番号ですよね。
例えば「品川 800 あ 1234」などのナンバープレートのことです。

8ナンバー

はい。これです。
昔の覆面パトカー、つまり、8ナンバーの覆面パトカーは、車の中央に柱があり、その柱の中から回転灯が出てくるといった大変手の込んだ改造を必要としたのですが、最近の覆面パトカーは電飾灯の進化により軽微な改造で赤色灯を装備できるようになった為、構造変更申請をする必要がなくなりました。
ですから、今取り締まりをしている覆面パトカーのほとんどは「5ナンバー」および「3ナンバー」です。
つまり、一般の車と同じナンバープレートなのです。
覆面パトカーのナンバープレートを全て網羅していれば問題ないでしょうが、そうでない限り、ナンバープレートだけで見分けるのは難しいと思われます。

「おいおい、ちょっと待った!ここまでまったく覆面パトカーの見分け方になっていないじゃないか!」
「そうだそうだ。まったく見分けてないじゃないか!」

と思っていらっしゃることでしょう。
ご安心ください。ここからです。
上記のように昨今の覆面パトカーは見た目では判断しにくくなってきました。
しかし、「ちょっとした見た目の違い」「行動」を把握することで覆面パトカーを見破ることが出来るのです。

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ポイント① リアガラスがやたら黒いスモークガラスになっている


覆面パトカーが車を取り締まっているところをご覧になったことがありますか?
もしくはお世話になったことありますか?
私はお世話になったので目の前で拝見させていただきました。
覆面パトカーのリアガラスには「電光掲示板」が設置されているのです。
2d81b2c8http://norisoku.com/archives/41920723.htmlより。

この電光掲示板には「パトカーに続け」「左側に止まれ」などの指示が出てくるようになっています。
そう、覆面パトカーの場合、この電光掲示板の存在や回転灯などを出来るだけ後ろから悟られないようにする為、かなり濃いスモークガラスになっているのです。
だからと言ってリアガラスのスモークが濃い車全部を警戒することはありません。
どんなにリアガラスのスモークが濃くても、

2360bd7279http://minkara.carview.co.jp/userid/1049925/blog/27529524/より。

このような車は覆面パトカーではありませんのでご安心ください。
覆面パトカーかなと疑うべき車両のポイントは、

〇外見はノーマル
〇純正ホイール
〇車高も落ちていない

なのに、リアガラスがやたら黒いスモークの車両です。
さらに小さなアンテナがリアガラスやトランクに確認することが出来れば、その車は覆面パトカーの可能性が高いと思い、対応しましょう。


ポイント② 必ず2名乗車(運転席と助手席)で取り締まっている


覆面パトカーには必ず助手席に隊員の方が同乗しています。
それは万が一違反者が否定を続けて裁判になったときに、目撃者が1人よりも2人の方が多い方が立証しやすいからです。
ですから、覆面パトカーだけとは限らず「取り締まり車両」には必ず2名乗車しています。
ポイント①の疑いのある車両に近づき、その車両に2名乗車していたら覆面パトカーである可能性が上がります!
さらに乗車している人の服が「明るい青色」であった場合、90%覆面パトカー確定となります。
さらにさらに、白いヘルメットを被っていれば100%覆面パトカーです。
※私が見る限りヘルメットを被っているのは稀であると感じます。捕まえる直前で装着しているのではないでしょうか。
後から2人乗車であることがばれないように、助手席のシートを倒して1人しかいないように見せかけているという情報もありますのでご注意ください。

H7-43F3bhttp://www.hiko7plus.co.jp/item/H7-43F3/より。


ポイント③ 助手席に色々な機材が確認できる(助手席がごちゃごちゃしている)


ドライバーは安全に車を運行する義務があります。
警察官であればなおのこと模範となる運転を心がけているはずです。
したがって違反者を見つけるのは助手席に座っているナビゲーター仕事と言っても過言ではないでしょう。
そのため助手席の周りは色々な機材で埋め尽くされています。

p7http://minkara.carview.co.jp/userid/438041/blog/24205524/より。

この写真で確認できるだけでもわれわれ一般人が見慣れないものが搭載されているのです。
2016年現在の自動車のカーナビ事情を踏まえると助手席に「外付けナビを付ける方」稀と思ってよいでしょう。※もちろん年式が古い車などは別でしょうけど。
追い抜きをかける際、このような車両を見かけたら要注意です。


ポイント④ 地元ナンバーのナンバープレート


刑事ドラマなどでよく「管轄(かんかつ)」という言葉を耳にすることがあります。
簡単に言い換えると「取り締まりを任せられたエリア」です。
違う言い方をすると「そのエリア以外では取り締まることができない」ということです。
つまり、今現在走行している地元ナンバー以外は覆面パトカーの可能性が低くなるということです。
例えばあなたが「福岡県」の道路を走行している時に覆面パトカーの疑いのある車両を発見したとします。
しかし、その車両のナンバープレートが「長崎」ナンバーであれば、まず捕まる心配はないでしょう。
もしその車両が本当に覆面パトカーであったとしても、「管轄」が違うのであなたを捕まえることはありません。
ですから、地元ナンバーの疑わしい車両にはご用心!ただし、高速道路、首都高、都市高速、バイパス道路などの出入口が制限されているような道路の県境では注意が必要となります。
なぜなら県境で、且つ、出入口が制限されているため「管轄外」のエリアも存在するからです。
この場合、「管轄外」は様子を伺い、「管轄」に入った瞬間捕まえにくるからです。


ポイント⑤ 覆面パトカーの習性(行動パターン)を知る


覆面パトカーは2車線以上ある高速道路やバイパス道路などで良く見かけます。
走行しているときはほぼ集団に紛れ込んで活動していることが多いです。
具体的に言うと、一番左の車線(走行車線)を制限速度通りに巡航し、5~6台の一般車の集団に紛れ込んでいるのです。
そしてスピード違反車両を発見するや否や、車線変更をし、一定の車間距離を保ったまま、速度計測を約300mにわたって行います。
高速道路のような高速走行時であれば、ほんの10秒足らずで速度を計測され、パトランプを点灯されます。
つまり、あなたが法定速度で左車線(走行車線)を走っていた車両を追い越した後、その車両がすぐ車線変更をした場合は注意が必要ということです。
もしこのような場面に遭遇したら、ブレーキを使って減速するのではなく、アクセルを抜く、ギアを下げてエンジンブレーキを使用するなどして減速し、速やかに左車線(走行車線)へと移動する事をお奨めします。
ちなみに、高速道路において右車線(追い越し車線)だけを走りづつけること「通行帯違反」という違反にあたり、これも取締りの対象となります。
要するに「走行は一番左の車線を使用し、右の車線は追い越しの時のみしか使用してはいけない」ということです。
さらに左からの追い越し(追い抜きは大丈夫のようです)も禁止ですので取締りの対象とされています。
注意するのはスピードだけではありません。


ポイント⑥ 高速道路のサービスエリア・パーキングエリア通過時に注意


高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)やバイパス道路の左からの合流部などで覆面パトカーを見かけます。
もちろんサボっているわけではありません。
違反車両を待ち構えているのです。
まるで、木の上から獲物を探す鷹のように。。。。。。
それは言い過ぎですが、結構この手法で取り締まられている車両を見かけるのも事実です。
「管轄」があるのでひたすら本線を走行し続けることも出来ませんし、また集団がいないと覆面パトカー単独で走行しなければならなくなりますからね。
ですから、SAやPA、バイパスのインターといった、本線から一旦離脱した場所に停車し違反車両や車の集団を待つ手法を取り入れているのです。

基山PAGoogle earthより。

これは九州自動車道にある基山パーキングエリアの航空写真です。
写真のようにSAやPAでは本線から遠いところにトイレやお店があるため、駐車スペースも本線から遠い場所になるケースが多いと思います。
しかし、SAやPAを通過するときに本線側に本線と平行に停車している普通車を見かけますが、これが覆面パトカーである可能性があります。
覆面パトカーは「本線が見渡せて、且つすぐに発進追跡が可能な場所」に停車しているのです。
上の写真で赤で囲っている場所などに潜んでいますので、SAやPAの出口やバイパスのインター(合流部)を通過の際は十分に気を付けてください。

いかがでしたか?
思い当たる点があったかと思います。
もはや覆面パトカーはパッと見の外観やナンバープレートではほとんど見分けることが出来なくなっています。
しかし、ちょっとした知識を吸収すれば覆面パトカーを見分ける事が出来るのです。

〇リアガラスがやたら黒いノーマル車両(見た目が地味)
〇必ず2人乗っている(青い服、ヘルメットはかぶっていない時がある)
〇横に並んだ時にダッシュボード部に色々なものが見える
〇地元ナンバーを装着している
〇左車線を制限速度で走行している(5~6台の車の集団に紛れていることが多い)
〇見渡せる場所に潜み、取締りをしている

覆面パトカーを見分ける方法として私の持論を述べましたが、そもそも違反をしなければ覆面パトカーに注意する必要すらありません。
私自身、2回お世話になって交通ルール、特にスピードには注意を払っています。
安全運転をしているからこそ、覆面パトカーの存在に気付けているのかもしれません。
ぜひ、皆様も毎日無事故無違反でお願い致します。

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masaprocess
About masaprocess 81 Articles
1980年生まれ。公立高校を卒業後、単身アメリカへ留学。コミュニティーカレッジにて経営学を先行し、卒業。帰国後、2006年、某国産新車営業職に従順。売れない営業マンというレッテルを張られあきらめず頑張った2年間の末、「商談の基礎」を構築。それを基に飛躍的に成績を伸ばすことに成功。2013年、更なる高みを目指し、某高級輸入車新車営業に転職。2016年、現在も精力的に活躍中。自称:売れなかった営業マン。

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